近年、X(Twitter)のアカウントを使って知名度アップやイメージ向上・親近感などをアピールする企業が増えてきています。
SNSの知見が全く無い企業の中には、「若い」「SNSやってそう」というだけでX(Twitter)アカウントの運用を社員に任せる、という所もあるそうです。
そんな社員や企業が困ったときに頼るのが、X(Twitter)運用代行です。
X(Twitter)アカウントは多くの人が個人的に持っていますので、簡単なように見えがちです。
しかし、X(Twitter)運用代行の仕事をするには、かなり向き・不向きがあります。
本記事では、X(Twitter)運用代行を副業にできないかな?等と考えている人に向けて、仕事の獲得方法とそれぞれのメリデメ(メリット・デメリット)について解説しておりますので、参考にしてみてください!
X(Twitter)運用代行とは

X(Twitter)運用代行とは、その名の通り、X(Twitter)のアカウント運用を代行する仕事です。
本記事では、
X(Twitter)運用を外注する企業側のメリデメではなく、仕事としてX(Twitter)運用代行を受注する側のメリデメについて書いていきます。
メリット
- 初心者でも比較的簡単に始められ
- 初期費用がかからない
- 結果を出せば出すほど資産になる
- 安定収益を作りやすい
デメリット
- 思わぬ炎上の可能性がある
- 差別化が難しい
- 結果を出すまで時間がかかる
- クライアントに左右される
- ネタがなくなる
X(Twitter)運用代行は、誰でも始めることはできます。
しかし、基本的に仕事ですので、自分の興味のない分野のツイートでも数十、数百単位で作成しなければなりません。
最初はやる気もあるしネタも豊富だしで、あまり苦しくないのですが、だんだん辛くなってやめてしまう人がほとんどです。
X(Twitter)運用代行の仕事内容

仕事内容は、ざっくり言うと「クライアントの要望に応えること」です。
「とりあえずバズりたい」などの、フワっとした要望のクライアントも多いのですが、「バズりたい」のはどうしてかを深堀すると、以下の目的に分けられます。
クライアントの要望
- フォロワーを増やし、影響力を持ちたい
- 集客をしたい
- バイトや社員の募集をしたい
- 認知拡大したい
- 業務を代わってほしい
要望に応えるための具体的な仕事内容は、以下の通りです。
- ツイートの作成・投稿スケジュール管理
- 企業・ブランドのイメージに合った文章を作成
- バズる可能性のある投稿を企画
- 画像・動画の作成(必要に応じて)
- コメントへの返信
- いいねやリツイートで関心を引く
- 他アカウントとの関わりを増やす
これらの仕事をどのような基準で行うかは、
- クライアントの要望
- クライアントとの話し合い
- マーケティング視点での戦略
によって臨機応変に変化します。
マーケティング視点についての話は、別の記事で解説する予定ですので少々お待ちください。
X(Twitter)運用代行を始めるには?

会社に所属する
X(Twitter)運用代行を事業としている企業は、検索すればいくらでも出てきます。
会社に応募し、X(Twitter)運用する人として採用されるのが、一番確実かつたくさんの案件に関われます。
しかも上司の指導があるため、上達スピードが桁違いに速いです。
会社によっては誰でも始められる所もあるため、お試しにピッタリです。
実績がない状態でもできますし、実績を作る目的でも最適でしょう。
デメリットとしては、あくまで会社に所属する形なので、自分の自由にはできないことです。
「自分はこんな投稿をしたら伸びると確信している!」というものでも、上司の許可が下りなければ、ツイートできません。
また、ほとんどの企業は「〇日に1ツイートを作成する」「□月で△ツイート(質の高いもの)作成する」などという契約方法ですので、アカウントを伸ばすための案も、通らない可能性が高いです。
”アカウントを伸ばすための案”例
- もっとツイートした方が良いと思う
- もっと他の人と絡んだ方が良いと思う
- いいね周りした方が良いと思う
自分で募る
X(Twitter)運用の実績がある場合や、自分一人で大量のフォロワーがいるX(Twitter)アカウントを複数運用している場合、その実力をアピールして「X(Twitter)運用、代行します!」と募るのもアリです。
メリットとしては、自分の好きなようにできることです。
自分なりにアカウントを伸ばすセオリーがあるのであれば、クライアントの意に反さない限りは好きなようにできます。
デメリットとしては、最初から最後まで全て自分でやらなければいけないことです。
集客も自分で、結果が出せなかった場合や炎上後のフォローももちろん自分。
入金が無かった場合の対応なども、全て自分です。
始めたての人が行うには、少々ハードルが高いでしょう。
クラウドソーシングで応募する
クラウドソーシングで仕事を探すと、「X(Twitter)運用代行募集!」という仕事を見つけられることがあります。
「自分の事業用にアカウントは作ったは良いが、事業が軌道に乗り始めて時間がなくなってきた」などの理由で、自分のアカウントを代行してもらおうと募集する方が多い印象です。
運に左右されてしまいますが、個人的にはこの方法が一番オススメです。
メリット
- 既に大量の投稿がされている場合が多い(参考ツイートが多い)
- クライアントと密にコミュニケーションがとれる
- 比較的融通が利く
デメリット
- 人気案件の場合が多く、採用されるのが難しい
- 単価が低い場合がある
- クライアントとの相性がある
人気案件ですので、実績や経歴だけでなく、運や人柄も重要です。
クライアントやアカウント内容にもよりますが、合う案件であれば、天職のように楽しんで仕事をできると思います。
このような案件に巡り合うまでが、とてつもなく大変ですが。
まとめ

- X(Twitter)運用代行とは、X(Twitter)のアカウントを企業や事業主に代わって運用する仕事
- X(Twitter)運用代行の仕事をする方法には、3種類ある
- それぞれにメリデメがあり、意外と大変